印刷の歴史

印刷の歴史を語るには紙の発明から始まります。「紙」は中国の後漢時代(25年~220年)に蔡倫により発明され、その製紙技法は世界へと伝わりました。日本には610年に高句麗を通じで伝わり、その後改良された製紙技法が「和紙」と言われています。印刷の始まりといえる「木版印刷」はやはり中国の唐時代(8~9世紀頃)と言われています。
その後「紙」、「印刷」技術の利用は世界中で盛んにおこなわれ、進歩を続け受け継がれていきました。1450年頃ドイツのグーテンベルグが「活版印刷術」を発明したのが、現在につながる近代印刷術の始まりといえます。「活版印刷術」、「羅針盤」、「火薬」はルネッサンス期の三大発明といわれるほどの画期的なものでした。
「活版印刷術」に始まった印刷技術は、「石版印刷」、「凸版印刷」、「凹版印刷」とつながり、現在、印刷方式で一般的に使用されている「オフセット印刷」へと進化していきました。
「印刷は文化」といわれますが、今や紙媒体の印刷物は衰退の一途をたどり、その地位をパソコンやスマホなどに譲り、デジタル化が情報伝達の主流となっています。


